中田さんのページ http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4076/ にある、「Ruby本体」というところから、スクリプトライブラリの安定板と、 バイナリ・拡張ライブラリのmswin32安定板を「ありがとうございます」と 感謝しつつ(重要!)ダウンロードしてください。
1.でダウンロードした2つのファイルを、任意のディレクトリに展開してください。 ここでは、c:\ruby に展開するものとします。 展開したら、bin, doc, lib, manというディレクトリがあることを確認してください。 次に、binディレクトリ内にある、exeファイルの名前を以下の様に変更してください。
ファイル名の変更が終了したら、ruby.exeにパスを通します。 c:\AUTOEXEC.BATを編集し、以下の行を追加すればパスが通ります。ruby16.mswin32.exe → ruby.exe rubyw16.mswin32.exe → rubyw.exe
ここでWindowsを再起動し、MS-DOS プロンプトを起動して以下のコマンドを打ってみてください。PATH %PATH%;c:\ruby\bin
これで以下の様な表示が出れば、Rubyのインストールは終了です。ruby -v
この表示は、Rubyのバージョン等によっては多少変わります。ruby 1.6.3 (2001-03-28) [i686-mswin32]
PucMMLPPについては、インストールといっても単にコピーするだけです(笑 任意のディレクトリにPucMMLPP.rbをコピーして下さい。 ここでは、c:\home\scripts にコピーしたものとします。 環境変数RUBYPATHにPucMMLPP.rbのパスを設定します。 c:\AUTOEXEC.BATを編集し、以下の行を追加して再起動すれば、RUBYPATHが設定されます。 (2.のRubyのインストール時に設定してもOKです)
再起動後、以下のコマンドを打つと使うことができます。set RUBYPATH=c:\home\scripts
パラメータを設定していないので、以下の様なメッセージが表示されるはずです。ruby -S PucMMLPP.rb ※アルファベットの大文字、小文字に注意してください。
この表示は、PucMMLPP.rbを置いているディレクトリによって多少変わります。Usage: c:\home\scripts\PucMMLPP.rb [mode]... srcfile
3.までの手順で、DOSプロンプトからPucMMLPP.rbを使う環境は整いました。 このまま使ってももちろん問題は無いのですが、以下の設定をすることで、 より便利に使うことができます。
これで、pppと言う拡張子のファイルをダブルクリックすることで、 .pppファイルを処理して、.ppp.mmlと言うファイルを生成することができます。1.エクスプローラを開く 2.表示メニューのフォルダオプションを選択する 3.「ファイルタイプ」をと書かれたタブをクリックする 4.「追加」をクリックする 5.開いたダイアログに以下の設定をする 5.1.「タイプの説明」に「PucMMLプリプロセスファイル」と入力する(ここは何でもいいです) 5.2.「関連付けられた拡張子」に「ppp」と入力する 5.3.「アクション」の「新規」ボタンをクリックする。 5.4.開いたダイアログに以下の設定をする 5.4.1.「アクション」に「preprocess」と入力する(ここも何でもいいです) 5.4.2.「アクションを実行するアプリケーション」に、 Command.com /C ruby -S PucMMLPP.rb %1 > %1.mml と入力する。 ※アルファベットの大文字、小文字に注意してください。 6.OKをクリックして確定する。